岸和田だんじり祭って、とても盛り上がってますよね。
地元岸和田の方の気合いの入れようったら、関西地方にお住まいの方ならご存知ですよね。
でも、行くには少し勇気が…。
毎年テレビで紹介されているのを見ると、迫力と気合が入っている分、恐さがあります。
でも、実際に行ってみるとそうでもないんです。
だんじりに掛ける思いはスゴイんですが、優しい方ばかりです。
岸和田の方にとって、「だんじり」はただの祭ではないので気合が入るのは仕方がありません。
祭りが終わった直後から、来年の祭りに向けて気合い入れてますもんね(^^)
岸和田だんじり祭の由来とは?
岸和田だんじり祭は、元禄16年(1703年)岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に歓請し、米や麦、あわ、ひえ、豆など5つの穀物がたくさん採れるように(五穀豊穣)祈願したのが始まりとされています。
当初の祭礼は、狂言などの芸事を演じ、その後、三の丸神社や岸城神社に参拝していました。
現在は、岸城神社、岸和田天満宮、弥栄神社への宮入りが見られます。
およそ300年の歴史の中で、その祭事も時代の流れと共に変化し、今のような形になりました。
しかし、気持ちの根本にあるものは今も変わらず「地域を結びつける精神」です。
岸和田だんじり祭に行くにはどの駅が便利?
岸和田だんじり祭に行くには、南海電車が便利です。
観覧席をご利用なら「南海岸和田駅」です。
近くで見たいなら「南海岸和田駅」から歩いて行ける距離にある「南海蛸地蔵駅」を海側へ向かい「蛸地蔵駅下り交差点」をさらに直進し、1つ目の交差点にもだんじりが来ます。
(地図上の「岸和田城」の左側「204号線」の記載されている辺りになります。)
観覧席ほどの規模ではないものの、近くで見れる穴場スポットです。
日付けが変わる24時頃まで露店も出ていますので、夜遅くまで楽しめると思います。
近くでホテルを取って、ゆっくりするのも良いんじゃないでしょうか。
ただ、当日は街中がお祭り一色になるので、観光は出来ません。
行けるとすれば岸和田城くらいなので、人がごった返しているのは覚悟しておいた方が良いです。
岸和田だんじり祭の有料観覧席って、どう?
有料観覧席は、路上での見物とは比べられないくらいよく見れます。
路上では、人の頭ばっかりで全然見えません。
13時頃からは、だんじりも途切れることなく来ますので、見飽きることはないでしょう(^^)
でも、マナーの悪い方もいてますので注意が必要です。
トラブルに巻き込まれないようにしてくださいね。
駅から観覧席までの道のりも、昼休憩が終わる13時頃には観覧者でごった返し席に辿り着くのは至難の技です。
また、規制ロープ内に入ると「若連」と呼ばれる緑色の法被を来たおじさんに達にかなり怒鳴られます。
そして、観覧席の指定時間が終わり帰る頃もこの「若連」のおじさん達が怒鳴りながら道を案内されます。
イラっとしても、おじさん達の指示に従って帰るようにした方が身のためだと思います。
岸和田だんじり祭は、数年に一度は死者も出るほどの危険なお祭りです。
だから迫力があるのですが、それを執り行う地元の方々が殺気立つのも仕方がありません。
そこは、ぐっと堪えて指示に従ってください(^^)
まとめ
岸和田だんじり祭は、危険も伴うお祭りですが、その分迫力満点です。
1度は行ってみる価値のあるお祭りの1つだと思います。
1度行ってハマる方もいるほどですからね。
是非、岸和田だんじり祭を楽しんでくださいね(^^)