休みの日には、きちんと寝てるはずやのになぁ~
仕事に行くとなると、疲れが取れてない感じがする。
これって、もしかしてうつ病?
寝ても寝ても疲れが取れない
頭が絶えずぼーっとしてて、いつも眠気がある。
週末はちゃんと寝てるけど、日曜日の晩になると寝つきが悪くなる。
これって、もしかしてうつ病なんじゃないの?
慢性的な睡眠不足。。。
疲れが取れない。。。
「疲労」に関しては、1988年から厚生労働省が疫学調査を行い、研究されています。
この調査で分かったことですが、日本人の3人に1人が半年以上も慢性的に疲れていて、作業効率が悪くなっているんです。
6ヵ月以上の慢性疲労を感じてる人:37%
6ヵ月未満の疲労を感じてる人:22%
なんと、約60%の人が疲れているんです。
決して、自分だけが疲れていて眠れないってことではないんですよ。
身体的疲労と精神的疲労
この疲労感は、「活性酸素」が深く関わっています。
活性酸素が大量発生すると、体内のバランスが崩れ身体が持つ恒常性では対応しきれなくなります。
そうすることでエネルギーが充分に生産されず、栄養分が足りなくなり酸化ストレス状態に陥り、疲労だけがどんどん残っていきます。
肉体的疲労も精神的疲労もこのメカニズムは同じだと最近の研究で分かってきました。
肉体的疲労の場合は筋肉、精神的疲労の場合は脳神経細胞で酸化ストレス状態になっているのです。
つまり、疲労の原因である活性酸素を除去し酸化ストレス状態を抑えれば、疲労は軽減されます。
抗酸化物質を上手く取り入れる
では、活性酸素をなくし酸化ストレスを抑えるには、どうすれば良いのでしょうか。
そこで、活躍するのが「抗酸化物質」。
なんじゃそれ?
ですが、身体の酸化ストレスを抑えることが出来れば、疲労どころか身体の不調が軽減されるのです。
錆びてしまった身体の筋肉や脳神経細胞に効果があり、正常な状態に戻してくれる素晴らしい物質です。
疲れを取る以外にも、身体を正常な状態させるので抗酸化物質はアンチエイジングにも効果があります。
では、抗酸化物質が多い食品をいくつかご紹介します。
・バナナ
抗酸化物質の多い食品の筆頭です。
バナナは、アミノ酸や各種ビタミンも多いので1日1本は食べたいところですね。
・緑黄色野菜
栄養分が多い緑黄色野菜ですが、抗酸化物質も豊富です。
特に色が濃いにんじんやかぼちゃはおすすめです。
・香味野菜
ニンニクやしょうが、ネギ、セロリなどの香味野菜も抗酸化物質が豊富です。
どれも独特の臭いがありますが、この臭いの物質「アリシン」が体内の活性酸素と結びつき身体の酸化を防ぎます。
・大豆
大豆に含まれる「イソフラボン」も抗酸化作用があります。
こんなに毎日食べれない!!
って場合は、サプリメントも販売されてます。
もっとお手軽に、即効性を求めるなら栄養ドリンクでも良いと思いますが、栄養ドリンクは一時的なものなので上記の食品やサプリメントを摂るようにして、体内の活性酸素を元から排除するようにしてください。
まとめ
「疲れた」と言って、日々の仕事を休むことは出来ませんよね。
疲れを溜め込んでしまうと、大きな病気になる引き金になりかねないので、抗酸化物質を含む食品を積極的に摂るようにして、身体の中からキレイにしましょう!!
20日ほど続けると、疲れも取れているはずですよ(^^)