小さい頃は何とも思ってなかったんですけど、自分の手汗がヒドイことが大きくなるにつれて恥ずかしくなっていきました。
父も同じように手汗がひどかったので、遺伝だと思い当時は相当恨んでいました。
手汗以外にも、手の皮が剥けていたので友達の手汗のないキレイな手が羨ましかったです。
手が汗で濡れてる
これが普通やと思ってたんですが、どうも違うみたい。
手って、汗をかいているんじゃないんや。
小学生になった頃、友達と手を繋いでみてそう感じました。
父も手汗がひどかったのでこれが普通やと思ってたのに、普通じゃなかったんです。
友達の手はサラサラツルツルでした。
私なんて……
触った場所が分かるくらい跡が残る。
紙が手に張り付く。
紙が手汗でふにゃふにゃになる。
モノによると(鉄製のものが1番かな?)触ればキュッと音が出る。
そんな他人との違いがとてもコンプレックスでした。
高校生になって彼氏が出来ても、手を握るのが恥ずかしくて恥ずかしくて本当に嫌でした。
手汗の対策方法でおすすめなのは?
そんな嫌な手汗を軽減出来る方法があるので、いくつかご紹介します!!
・ミョウバン水
ミョウバンには、殺菌作用や抗菌作用があります。
薬局やスーパーなどで売られているので比較的手軽に入手することが出来ます。
ミョウバン水の作り方
ミョウバン20gを500MLのペットボトルに入れてから満タンになるまで水道水を入れてミョウバンを溶かしペットボトルを振って水と混ぜ合わせます。
このまま1日ほどおいておくと透明なミョウバン水が出来上がります。
ミョウバン水を市販のスプレーボトルにペットボトルのキャップ2杯入れさらに水を入れて薄めます。
ハイ!!出来上がり!!
肌が荒れるかもしれないので、必ず片手でパッチテストをしてから使用してください。
ミョウバン水は、手につけてそのまま乾かすかハンドタオルなどで軽く拭き取ってください。
かぶれや発疹が出た場合は、ただちに使用を中止してください。
また、効果には個人差があるので、必ずしも手汗が出なくなるものではないことをご理解ください!!
・漢方薬
漢方薬は、体質改善効果があります。
手汗は多汗症の一種なので、その原因に合わせた漢方薬を服飲することで手汗対策が出来ます。
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
体内の温度を調節し正常な体温に戻す働きがあります。
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
多汗症の人に多く処方される代表的な漢方薬です。
これは、体内の余分な水分を尿として排泄し、体内の水分バランスを整えて身体の巡りを良くする働きがあります。
・柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
緊張からくる手汗対策に効果があります。
落ち込みやすい、神経が張り詰めている、情緒不安定、ストレスなど精神的な緊張を和らげる漢方薬です。
手汗の原因は?手汗は改善出来る?
私の場合、年齢とともに手汗は軽減していきました。
それでも、35才くらいまでは手汗の悩みはありました。
前述した漢方薬も試してみたりした効果なのか老化なのか分かりませんが、40才代を過ぎた頃には日常生活で困ることも少なくなりました。
(でもたまにベチャベチャになる時はあります。)
治るか治らないかは分かりませんが、軽減することは出来ると思います。
私の手汗の原因は、緊張からくる時と暑さからくる時と2通りです。
暑さは、気温調節で何とかなるとして、緊張はそう簡単に解決出来ません。
なので、緊張やストレスから手汗が出てしまった時は前述した「柴胡桂枝乾姜湯」の漢方薬を飲むようにしています。
漢方薬が効いているのか、飲んだことで安心出来るのか……
気持ちが落ち着いてきて、手汗もおさまります。
私は、自分の手汗タイプを知って、それに合った対策を見付けると少しづつ軽減していくと思います。
ミョウバン水も試しましたが「作る」って言うのが、どうも面倒くさがりの私には合いませんでした……
手汗に対する効果はありましたよ!!
まとめ
コンプレックスって、他人からしたら「悩む必要ないやん」ってことでもやっぱり気になってしまいますよね。
なんで私だけこんな汗でベチャベチャの手なん?
なんで皆手に汗かかへんの?
って、思います。
でも、それも私の個性(かなりポジティブに言えば。嫌な個性ですが。。。)
そう思って受け入れて、ココロを軽くすることも手汗対策の1つだと思います。
暑くなる季節に向けて、自分に合った手汗対策を見付けてください!!