レシピ本通りに作っているのに、料理初心者の私が作ると美味しくない
なんで?
”塩コショウ 少々”
って、どれくらいなん?
”一かけ”って?
色々分からな~~い!!
料理初心者には分からない曖昧な表現
料理のレシピ本通りに作っても美味しく出来ない
なんで?
「塩 少々」とか「ひと煮立ち」って何?
そこが分からへんねん!!
って方、多いんじゃないでしょうか?
私もそうでした。
なんでこんなに美味しくなく出来るん?
不思議でしたが、料理のレシピ本を見てて思いました。
”少々”って、なんだ?
”一かけ”って、どれくらい?
”ひと煮立ち”って何分?
なんで、こんな曖昧な表現にするんやろう??
「強火にかけてから10分!!」
とかにしてくれたら分かり易いのに……
専門用語使われても、知らんし……
でも、これを克服しないと、一生美味しくないご飯を食べないといけなくなる。
って、ことで、色々調べて、無事に克服出来ました。
私の旦那さんは元料理人なので、旦那さんの指導もしっかり受けました(*^^)v
「少々、一かけ、一口大」
なぜ、そんな曖昧な表現になるのか?
それは、人によって「美味しい」と感じる味が違うからです。
例えば、「少々」
下記に記載してますが、約0.5gほどです。
でも、味見をして調節してね!!
ってことなのです。
食材によって、微妙に大きさが違ったり味の染み方が違ったりするのも原因です。
「お好みの味じゃなかったら、塩で調節する、もう少し煮立たせる」
って、ことなんですね。
でも、やっぱり目安を知りたいですよね(^^)
では、曖昧な料理用語について、ピックアップしてみました!!
→人差し指と親指でつまんだ程度の量。
だいたい0.5gほど。
→人差し指、中指、親指でつまんだ程度の量。
だいたい1gほど。
→親指の第一関節ほどの大きさ。
→約3cm四方
→沸騰してから一呼吸(約30秒)
例えば、「ひと煮立ちしたら弱火にする」の場合は「沸騰してから約30秒後に弱火にする」ってことです。
→お鍋の蓋をしないで火に掛けて水分を蒸発させる。
→材料の頭が少し出ているくらい
→材料が全部水に浸かっているくらい
ざっと、こんな感じでしょうか。
曖昧な表現は良い塩梅にするため
良い塩梅(あんばい)って、難しいですよね。
だから、レシピ本には曖昧な表現がされているんです。
人によって、塩味や甘みを感じる感覚は違います。
めっちゃ辛いのが好きな人もいれば、子供並の辛さでないと食べれない人もいます。
熱いのが好きな人、苦手な人。
わさびが好きな人、苦手な人。
好みは、人それぞれです。
病気で食べるものを制限しなければならない方もいます。
アレルギーの方は特に気を付けなければなりません。
だから、食べる人の「良い塩梅」に仕上げる楽しさが料理にはあるんです。
見た目も大事です。
昔から「目で食べる」って言いますもんね。
私はとても大事なことだと思います。
いくら揚げ物が好きだからと言って、茶色い揚げ物ばかりだと食欲もなくなります。
色とりどりの野菜と、少しの箸休め的なものを添えるだけで同じ揚げ物でも格段に美味しく感じます。
自分や家族の好みを少しづつ手と目と耳で覚えていって、我が家の味を見付けてください!!
まとめ
料理で1番大事なのは「愛情」って言いますよね。
絶対にそんなことないわ!!と思ってました。
でも、実際はそうなんです。
良い塩梅にするには、食べる人の好みを考えて、塩を減らしたり辛味を調整したり……
曖昧な表現の裏には、そんな料理の楽しさと奥深さがあったんです。
食べる人の笑顔を思い浮かべて作るだけで昨日よりも美味しいご飯が作れるかもしれませんね(^^)
塩梅って、良い言葉ですね(^^)