毎年、母の日のプレゼントを何にしようかと悩んで、検索してみると、真っ先に出てくるのが「カーネーション」です。
でも、なんで「カーネーション」なんでしょうね。
最近では、赤色だけではなく、色んな色のカーネーションが販売されています。
こんなにあると、悩んでしまう……
「感謝の気持ち」が大事なんやろうけど、きちんとその気持ちを伝えたい!!
母の日にはなぜ赤いカーネーションを贈るの?
幼いころは、何の疑問も持たずに贈っていた「赤いカーネーション」
今では、レインボーカラーのものもありますよね。
あれ?
赤くなくても良いの?
そもそも、なぜ赤いカーネーションを贈るんやろう??
そこで、起源について少し調べてみると、なんと、母の日の起源はアメリカだったんです。
アメリカに住むアンナ・ジャービスのお母さんが亡くなったのは、1905年5月9日。
その3年後、アンナがフィラデルフィアの教会で亡きお母さんを追悼するために、お母さんが好きだった白いカーネーションを祭壇に飾り、そして参列者に白いカーネーションを贈ったそうです。
この白いカーネーションは、アンナのお母さんが好きだった花だそうです。
この出来事がきっかけとなって1914年に5月の第2日曜日が母の日に制定されました。
当初は、お母さんが健在の場合は赤いカーネーションを、お母さんが亡くなられている場合は白いカーネーションを自分の胸に飾っていました。
それがいつしか、カーネーションをお母さんに贈るように変化していきました。
アンナのお母さんを思う気持ちから始まった母の日。
形式だけに終わらず、心から感謝の気持ちを伝えないといけませんね。
カーネーションは色によって意味が違う?
アンナのお母さんを想う気持ちから始まった母の日ですが、カーネーションの色によってその意味が違います。
アンナが贈った白いカーネーション
これは、亡くなったお母さんへ贈るものとされています。
赤と白の花束は素敵ですが、お母さんがご存命の場合は控えた方が良いです。
1番オススメは、やはり赤いカーネーションです。
花言葉
「母の愛」
「愛を信じる」
でも、血の色のような濃い赤はNGです。
花言葉
「心に哀しみを」
「欲望」
ネガティブな意味合いになってしまいます。
そして、黄色もNGです。
花言葉
「軽蔑」
「嫉妬」
「愛情の揺らぎ」
黄色のカーネーションも可愛いんですけどね……
でも、オレンジなら大丈夫です。
花言葉
「純粋な愛」
「あなたを愛します」
恋人向けですが、想う気持ちは同じです。
ちょっと変わって、紫も素敵です。
花言葉
「誇り」
「気品」
バリバリ働いてるキャリアウーマンの女性って感じでしょうか。
はたまた、古風で着物の似合うお母さん?
どちらにせよ、誇りと気品を持ち合わせた素敵な"お母さま"にぴったりです。
ちょっと変わった感じで青いカーネーションもオススメです。
花言葉
「永遠の幸福」
技術の進歩で生産出来るようになった青いカーネーション。
余り馴染みはありませんが、素敵な花言葉です。
白いカーネーションを着色したものも売られていますので、ご購入の際は店員さんに聞いてみてくださいね。
可愛いピンクもお忘れなく!!
花言葉
「感謝」
「気品」
「温かい心」
赤いカーネーションに飽きたら、可愛いピンクにするのもオススメです(^^)
母の日のカーネーションと一緒に感謝を気持ちを伝えよう!!
カーネーションの色が決まったら、プレゼントも良いですが、感謝の気持ちもきちんと伝えたいものです。
普段は言い難い「ありがとう」
照れくさかったら、手紙で渡してみるのはいかがですか?
感謝の気持ちは、分かっていると思いますが、伝えることは大事です。
年に1度のことです。
「ありがとう」と一言添えてカーネーションを贈りましょう。
その昔、アンナのお母さんを思う気持ちから始まった母の日です。
時代も国も違いますが、親子の絆は万国共通です。
高価なプレゼントよりも、そんな感謝の気持ちが何よりものプレゼントだと思います(^^)
まとめ
母の日のプレゼントって、悩みますよね。
今年は、カーネーションの色にもこだわって、日々の感謝の気持ちを伝えるのはいかがですか?
カーネーションと感謝の手紙だけでも、お母さんは喜んでくれると思います。