言わずとしれた日本三大祭りの1つ「京都祇園祭り!!」
私が現在住んでいる奈良から近いのもありますし、京都出身なのでたまに行きます^^
そりゃぁ、その活気はすごいですよ。
田舎者にしてみれば「さすが京都☆」って感じです。
そんな「京都祇園祭り」を掘り探ってみました!!
「京都祇園祭り」の歴史、概要
京都祇園祭りは、京都市東山区の八坂神社のお祭りで、明治までは「祇園御霊会(御霊会)と呼ばれていました。
歴史は古く、869年の祇園御霊会が始まりと記録されています。
京都の夏の一大イベントなのは、皆さんご存知の通りです。
7月1日から始まり、1ヶ月にわたって行われる長いお祭りです。
長い期間やっていますが、全国的に認知されているのは、山鉾町が主催する「宵山(よいやま)」の7月14日から16日ではないでしょうか。
「宵山」以外にも神輿渡卸や花笠巡行など行事は盛り沢山です。
宵山(7/16)、宵々山(7/15)、宵々々山(7/14)には、旧家や老舗にて受け継がれた屏風や宝物を披露することから「屏風祭」とも言われています。
また、山鉾巡行ではさまざまな美術工芸品で装飾された山鉾が公道を巡るため「動く美術館」とも例えられています。
祇園祭は数々の「三大祭」のひとつに挙げられているのも有名です。
京都三大祭(上賀茂神社・下鴨神社の葵祭、平安神宮の時代祭)
日本三大祭(大阪の天神祭、東京の山王祭、神田祭)
日本三大曳山祭、日本三大美祭(岐阜県高山市の高山祭、埼玉県秩父市の秩父夜祭)
こう見ると、すごいですね。
さすが京都!!
「京都祇園祭り」の見どころ!!
見どころと言ったら、やっぱり前述した宵山です。
キレイな山鉾が街中を行く姿は迫力を感じます。
そして、なんと言っても辻回し!!
曲がることの出来ない山鉾の下に、竹を敷いて人力で回すんです。
今も昔と変わらず人力でやっているところがスゴイですね!!
京都の町は道が狭いところがあるのですが、そんな細い通も通ります。
四条通りで見るのも良いですが、小道を行く山鉾の姿も是非見てみてください。
めっちゃ冷や冷やしますよ^^
下記は、主なスケジュールです。
八坂神社主催
7月17日 神輿渡卸 神幸
7月24日 神輿渡卸 還幸
7月10、28日 神輿洗
7月24日 花笠巡行(花笠連合会)
山鉾町主催
7月14~16日 宵山 前祭(さきのまつり)
7月17日 山鉾巡行 前祭(さきのまつり)
7月21~23日 宵山 後祭(あとのまつり)
7月24日 山鉾巡行 後祭(あとのまつり)
ちなみに、山鉾は「重要無形文化財」に指定されています。
他に、粽(ちまき)も京都祇園祭の特徴ではないでしょうか。
これは、端午の節句に食べる粽とは全く別のもので、笹の葉で作られた厄除けのお守りです。
疫病退散や厄除けといったご利益に加え、入手場所によっては「家内安全」や「泥棒除け」「縁結び」などのご利益のものもあります。
この粽は、各山鉾の会所や八坂神社で祭り開催期間に限定販売されています。
京都では、多くの人がこの粽を買い求め、1年間玄関先に飾ります。
山鉾によっては、粽を入手すると山鉾に乗せてもらえるところもあります。
こんなキレイな山鉾に乗れるチャンスなんて滅多にありません。
是非、入手先で聞いてみてください!!
また、最近では、粽以外に「手ぬぐい」や「ストラップ」を販売している山鉾もあるようです。
京都の良い思い出になりますね^^
京都祇園祭りのまとめ
いかがでしたでしょうか。
日本三大祭の「京都祇園祭」
宵山は、四条通りも通行止めされすごいたくさんの観光客で賑わいます。
宵山に行くなら、人の多さは覚悟して行った方がよいです。
それでも、一見の価値はあります。
華やかさ、雄大さ、そしてお囃子の「コンチキ コンチキ」の音色♪♪♪
はんなりしますね~(笑)
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